ホテル鐘山苑の「屋上露天風呂」を徹底解説！男女入れ替え時間と絶景のコツ

1. 最大の注意点！希望の時間に入れない「男女入れ替え制」

この素晴らしい露天風呂ですが、最大の注意点が「男女入れ替え制」であることです。口コミでも、これが一番多くの「残念ポイント」として挙げられていました。

「朝焼けの冨士が素敵で、男性が朝で女性が夕方でしたので、妻が悔しがっておりました。」（2023年12月の口コミより）
「女性の時間が朝に限定されると、化粧とか髪型などが時間がかかる女性だと髪の毛が濡れたりすので入るのが億劫になるとのことでした。」（2024年5月の口コミより）

この入れ替えパターンは月ごと（奇数月・偶数月）で変わるようです。つまり、「朝の赤富士を見たい！」と思っても、宿泊する月によっては自分の性別の入浴時間が夕方になってしまう可能性があるのです。こればかりは運としか言えませんが、もしどうしても狙いたい時間帯がある場合は、予約前にホテル公式サイトで時間割を確認するか、直接問い合わせることを強くおすすめします。

2. 洗い場は無し！一度、大浴場で体を洗ってから向かおう

意外と見落としがちなのが、この屋上露天風呂には体を洗うためのシャワーやカランがないという点です。

「屋上では体を洗えないことを事前に伝えてほしかった」（2023年10月の口コミより）

ここは景色を楽しむための湯船。体を洗うには、一度1階の大浴場「赤富士」へ行く必要があります。移動が少し手間に感じるかもしれませんが、「体を清めてから絶景に向かう儀式」と捉えるのも一興かもしれませんね。事前に知っておけば、スムーズに行動できます。

3. マナー問題と混雑について

国際的にも人気の宿であるため、文化の違いからくるマナーの問題も一部指摘されています。

「スマホを持ったままバスタオルを巻いて入浴する親子が…富士山バックに娘の写真やムービーを撮り始めました。」（2025年3月の口コミより）

また、「人がいっぱいでゆっくり出来そうもなかった」（2022年12月の口コミより）という声もあり、時間帯によっては混雑することも覚悟しておいた方が良いでしょう。チェックイン直後や、日の出直後の時間帯は特に混み合う傾向にあるようです。少し時間をずらして利用するのが、ゆったりと絶景を楽しむコツかもしれません。