「ビジネスホテルだから、お風呂は狭いユニットバスで我慢…」
「大浴場って言っても、どうせ沸かし湯でしょ?」
もしあなたがそう諦めているなら、「ロイヤルホテル大館」の大浴場は、その予想を良い意味で裏切ってくれるでしょう。
ビジネスホテルの価格帯でありながら、ここには正真正銘の天然温泉があります。しかも最上階の5階に位置する展望風呂です。
この記事では、多くの宿泊者が「疲れが吹っ飛んだ」「この価格で温泉に入れるのは驚き」と絶賛する大浴場の魅力を、実際の口コミを元に徹底深掘りします。泉質や眺望といったメリットはもちろん、シャワーの水圧や混雑具合といった気になるデメリットまで、包み隠さずお伝えします。
1. まるで旅館気分?「展望天然温泉」の3つの魅力
① 体の芯から温まる「本格的な泉質」
まず特筆すべきは、その泉質です。多くのビジネスホテルが大浴場を備えていても沸かし湯であることが多い中、ここでは天然温泉を楽しめます。
- 「とろみのある泉質で疲れが取れた」
- 「無色透明のお湯だが、入浴後もずっとポカポカしていた」
- 「ほのかに硫黄臭がする優しいお湯」
泉質は「ナトリウム・カルシウム 硫酸塩 塩化物泉」。保温効果が高く、旅や仕事の疲れをじっくりと癒やしてくれます。「ビジネスホテルとは思えない」という声が多いのも納得です。
② 大館の街を見渡す「絶景の眺望」
大浴場はホテルの最上階である5階に位置しています。大きな窓からは大館の街並みや遠くの山々を一望できます。
- 「5階からの眺めが素晴らしく、特に朝風呂が最高」
- 「大文字焼きで有名な鳳凰山が見える」
- 「夜は夜景、朝は山々の稜線や朝霧が見えて風情がある」
- 「トレインビューも楽しめる」
特に明るい時間の入浴は開放感抜群。夜は街の灯りを、朝は清々しい景色を眺めながら、非日常のひとときを過ごせます。(※女性用大浴場は目隠しフィルム等で眺望が一部制限されている場合があります)
③ 嬉しい「朝風呂」営業と長い利用時間
利用時間は【16:00〜24:00 / 5:30〜10:00】。夜遅くの到着でも、朝早い出発でも利用しやすい設定です。
- 「朝5時30分から入れるので、出発前にリフレッシュできた」
- 「夜と朝で2回入った。朝風呂は貸切状態で最高だった」
朝の光の中で入る温泉は格別。目覚めの悪い朝も、温泉に浸かればシャキッと一日をスタートできます。
2. ここは要注意!大浴場を利用する前に知っておくべきこと
魅力たっぷりな大浴場ですが、口コミではいくつかの「注意点」も挙げられています。事前に知っておくことで、より快適に利用できるはずです。
🚿 シャワーの水圧と数に課題あり
最も多く見られたネガティブな意見が、シャワーに関するものです。
- 「シャワーの水圧が弱い箇所がある」
- 「洗い場が4つしかなく、混雑時は順番待ちが発生した」
- 「温度調整が難しいシャワーがあった」
洗い場の数が限られているため、混雑する時間帯(特に夕食後や21時〜22時頃)は避けたほうが無難です。また、水圧が気になる方は、髪や体を部屋の新しいユニットバスで洗ってから、浸かるためだけに大浴場を利用するという「使い分け」もおすすめです。
🌡️ 湯温の変動
「熱めが好きだがぬるかった」「熱すぎて入れなかった」など、日や時間帯によって湯温にバラつきがあるという口コミも見られました。外気温の影響を受けやすい構造のようですが、基本的には41℃前後の適温に管理されていることが多いようです。
🔒 セキュリティと設備
女性用大浴場の入口は暗証番号式のセキュリティドアになっており、安心して利用できます。 一方で、「脱衣所に鍵付きロッカーがなく、貴重品は入口外のロッカーに入れる必要がある」「脱衣所が狭い」という声も。貴重品は部屋に置いてくるか、必ず貴重品ロッカーを利用しましょう。
3. 結論:この大浴場はこんな人におすすめ!
多少の設備の古さや不便さはあるものの、「駅チカのビジネスホテル価格で天然温泉に入れる」というメリットは、それを補って余りある魅力です。
特におすすめなのは、以下のような方です。
- ユニットバスの狭いお風呂が苦手で、手足を伸ばして入りたい方
- 温泉の泉質や効能を重視する方
- 朝風呂でリフレッシュしてから一日を始めたい方
- 混雑時間を避けて、ゆったりと自分だけの時間を楽しみたい方
「シャワーは部屋で、お湯は大浴場で」と割り切って使えば、最高の癒やし空間になること間違いなしです。大館の街を眺めながら、日々の疲れを温泉で流してみませんか?
