ニセコグランドホテルの素泊まりはアリ？食事なしプランの注意点と周辺コンビニ・飲食店情報を口コミで解説

口コミの中には、素泊まりを選んだ方のリアルな体験談がありました。これは、計画を立てる上で非常に参考になります。

夕食難民になってしまうケース

最も典型的な失敗例がこちらです。

この方は、おそらくホテルに到着してから夕食をどうしようか考えたのでしょう。しかし、周辺に店はなく、ホテルのレストランも当日の予約は不可。結果、売店で購入した割高なカップ麺で夕食を済ませるしかなかった、という悲しい結末です。

この口コミから、「ホテルに着いてから考えよう」というスタンスは非常に危険であることがわかります。また、ホテルのレストランも席数や食材の都合上、当日の飛び込み利用は断られる可能性が高いと考えられます。

厳しい現実をお伝えしましたが、それでも「ニセコのグルメを自由に楽しみたい」「コストを抑えたい」という方のために、素泊まりプランを成功させるための具体的な方法を提案します。

鉄則1：必ず「車」を確保する

これは絶対条件です。ヒラフエリアやニセコ駅周辺など、飲食店が集まるエリアまでは車で15分～20分ほどかかります。冬場の雪道運転に慣れている必要はありますが、移動手段さえあれば、選択肢は一気に広がります。

鉄則2：夕食場所は「予約」が基本

特にスキーシーズンのニセコエリアは、国内外からの観光客で大変混雑します。人気店は予約で満席ということも珍しくありません。行きたいレストランがあれば、旅行前に必ず予約をしておきましょう。「周辺の食事場所などホテル外のことも、スタッフの皆さんどなたも、丁寧に温かく対応して頂けました」という口コミもあるので、おすすめのお店をフロントで聞いてみるのも良いでしょう。

鉄則3：「買い出し」という選択肢を持つ

レストランでの外食にこだわらず、ホテルに向かう途中のコンビニやスーパーで食料を買い込んでおくのも賢い方法です。ニセコビュープラザなどの道の駅で地元の特産品を買って、部屋でゆっくり楽しむのも乙なもの。ホテルの売店にもカップ麺などはありますが、割高なようですので、事前の準備が節約に繋がります。

専門家としてのポジティブな視点：
一見不便に見えるこの立地ですが、裏を返せば「静かで落ち着いた環境で過ごせる」という最大のメリットにも繋がっています。繁華街の喧騒から離れ、温泉とニセコの自然にどっぷりと浸かりたい方にとっては、これ以上ないロケーションです。食事という課題をクリアできれば、「温泉に集中できる最高の環境」を手に入れられるのです。